私たちが目指す店舗経営

つくりたい商品、届けたい価値、大切にしたいお客様。店舗づくりの出発点には、店主一人ひとりの思いがあります。

私たちが目指すのは、その思いを実現しながら、店主が常に現場に立たなくても利益が残る店です。

商品や立地、収支、人と運営の仕組みをつなげて考え、店主の頑張りを、店として続けられる力に変えていきます。

その先に、増店する、別の事業に取り組む、経営全体を俯瞰して改善するといった選択肢を持てる状態をつくります。どの道を選ぶかは、店主が目指す経営の姿によって異なります。

店舗づくりで大切にしている考え方

美味しさを、お客様に選ばれる理由につなげる

私たちは、美味しさを店舗づくりの最低条件と考えています。そのうえで、誰が、どんな場面で、どんな理由から選ぶ商品なのかを明確にします。

味だけでなく、価格、立地、利用のしやすさまで含めて、お客様にとっての価値を考えます。

努力が成果につながる領域を選ぶ

真面目な努力を成果につなげるために、どこで、誰に、何を提供するかを重視します。

立地と競合、お客様の求めるものを踏まえ、自分たちの強みを発揮できる領域〈ドメイン〉を選びます。

開店前の事業設計を大切にする

物件や店舗の広さ、設備、投資額など、開店後には変えにくい条件があります。

そのため、出店を決める前から、商品・立地・収支・運営をつなげて考えます。開店後の改善だけに頼らず、事業の土台を整えておくことを大切にしています。

人に任せられる収支と体制を設計する

初期投資や人件費を抑える視点に加えて、人に運営を任せたときにも利益が残るかを考えます。

必要な人員と役割、育成の方法、日々の判断基準まで含めて、無理なく続けられる店のあり方を設計します。

メソッドの全体像

店主の思いを出発点に、領域・商品・人と運営を設計し、数値と現場で確かめながら改善します。

STEP

店主の思い・目指す経営の姿

どんな店をつくり、どんな働き方や将来を実現したいか。店舗経営の目的を明確にします。


STEP

勝負する領域〈ドメイン〉の選択

誰に、どの地域で、どんな価値を届けるか。強みを発揮する領域を選びます。


STEP

選んだ領域でNo.1を目指す商品設計

何で一番を目指すのかを定め、選ばれる理由が伝わる商品を設計します。


STEP

人が育ち、運営を任せられる仕組み

人が育つ関わり方と、役割・判断基準・ルールを整えます。


STEP

数値と現場による検証・改善

計画と実際の違いを確かめ、領域・商品・人と運営の見直しにつなげます。


↶ ⑤の検証結果を、②・③・④へ

領域選択・商品設計・人と運営の仕組みを見直し、再び⑤で確かめます。店主の思いを軸に、検証と改善を繰り返します。

目指す到達点:店主の思いを実現し、常に現場に立たなくても利益が残る店。

メソッドを構成する5つの要素

① 店主の思い・目指す経営の姿

何を決めるか

大切にしたい価値、お客様に届けたい体験、店主自身の働き方、将来の事業のあり方を整理します。

何を目指すか

商品や出店、採用などの判断をするときに立ち返れる、経営の軸を持つことを目指します。

② 勝負する領域〈ドメイン〉の選択

何を決めるか

対象とするお客様、商圏、利用される場面、競合との違いを整理し、どの領域で選ばれる店を目指すかを決めます。

何を目指すか

限られた人・資金・時間を、自分たちの強みが生きる領域に集中できる状態を目指します。

土台とするのは、ランチェスター戦略における市場占有率と、コトラーのポジショニングの考え方です。モデリングやストアコンパリゾンも活用し、自店の立ち位置を考えます。

③ 選んだ領域でNo.1を目指す商品設計

何を決めるか

何でNo.1を目指すかを明確にし、看板商品、味、価格、メニュー構成、提供方法の方向性を決めます。

何を目指すか

選んだお客様にとって、来店する理由、また食べたい理由がある商品を目指します。同時に、利益と日々の運営が成り立つことも重視します。

調理技術やレシピは、この方向性を実現するために習得します。モデリングやストアコンパリゾンを通じて、他店の工夫を自店の条件と照らし合わせることも大切にします。

④ 人が育ち、運営を任せられる仕組み

何を決めるか

スタッフの役割、任せる範囲、判断基準、日々のルール、育成と対話のあり方を決めます。

何を目指すか

スタッフが納得して働き、自分の役割を理解して行動できる状態を目指します。店主だけに判断や業務が集中しない体制を整えていきます。

大切にするのは、リーダーシップの「配慮」と「構造」です。相手を尊重するコミュニケーションと、迷わず動くための役割・基準・ルールを両立させます。

⑤ 数値と現場による検証・改善

何を決めるか

どの数値と現場の変化を確認し、何を優先して見直すかを決めます。

何を目指すか

感覚だけに頼らず、計画と実際の違いを捉え、改善を積み重ねられる経営を目指します。

数値管理に加え、参考となる店の仕組みを学ぶモデリングや、店舗を比較して違いを捉えるストアコンパリゾンを活用します。得られた気づきは、領域選択・商品設計・人と運営の見直しにもつなげます。

成功事例

これまでの開業サポートや商品開発などの事例を、成功事例ページで紹介しています。

関わり方

開店前には、目指す店の姿や領域選択、商品・収支・運営の設計を。開店後には、数値と現場を踏まえた課題の整理や改善を。

店主の現在地に合わせて、一緒に考えるところから実践につなげます。具体的なサービスは、サービス紹介をご覧ください。

メソッドをさらに詳しく知る

ブログでは、各要素の意味や、なぜその考え方を大切にするのかを詳しく解説します。具体的な実践手順や判断基準、実践用資料は、会員サイトで扱います。